ねえねえ、そのレジンの混合比あってる?

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エポキシライフ、満喫してますか!?
訪問いただきありがとうございます。
MaytokWorks代表のめいとくです。

今回は始めて間もない初心者の方向けのTipsです。

以前も

エポキシレジンを扱う時に気を付けることなどなど
こんにちは!めいとくです。楽しいレジンライフ送っていますか?エポキシレジンは、とても強い接着力や耐久性があり、元々は接着剤や防水コーティング、フロアのコーティングなどに使われていました。エポキシレジンを扱うときは、安全対策や注意し...

の記事で触れましたが、結構間違っている人もいる・・・・・
かもしれないので、今回はレジンの混合比について掘り下げてお話してみようと思います。

商品レビューで

カスタマー
カスタマー

ちゃんと計量していたのに主剤だけ余りました!もう二度と買いません!☆1つ

なんてのをたまに見かけたりします。

これ、計量方法を間違えているのかもしれません。

混合比の測り方には2つあるんです

エポキシレジンは主剤と硬化剤を適切な混合比で混合することで硬化します。説明書にある混合比を守り、十分に混ぜ合わせる必要があります。

でもって気を付けなければいけないのが、レジンによって混合比が「重量比」のものと「体積比」のものがある事です。そのレジンが重量比で混合するのか体積比で混合するのかは、説明書やラベルに記載があるはずです。

体積比で混合するタイプのレジン

↑このレジンのラベルを見ると
「混合比率[体積比] A1×B1」
と書いてあります。

これは、主剤と硬化剤を体積比で1:1で混ぜてねっ!という事です。
重さを測るはかりではなく、メモリのついた計量カップ等で〇〇ml(ミリリットル)というように測ります。
何となく自分の経験上、波アートなどに使用する粘度高めのドロッとしたタイプは混合比が体積比で1:1のものが多いような気がします。

1:1の混合比であれば主剤500ml、硬化剤500mlをカップで測って混ぜ合わせます。

重量比で混合するタイプのレジン

↑のレジンのラベルを見ると
「混合比率[重量比] A3×B1」
と書いてあります。

これは、主剤と硬化剤を重量比で3:1で混ぜてねっ!という事です。
重さを測るキッチンスケールなど重さを計量します。

3:1であれば主剤300g、硬化剤100gを計量して混合します。

何となく自分の経験上、注型などに使用するサラっとしたタイプは混合比が重量比で2:1や3:1のものが多いような気がします。

 

えっ?どっちで測っても同じじゃないの?

どっちでやったって同じやん!って思っているあなた!

主剤と硬化剤では比重が違うのです。

同じ100mlでも主剤の方が硬化剤より重いのです。

なので、体積比で混合タイプのレジンを重量比で計量していると、最後には主剤だけが余ってしまします。

レジンによっては体積比を重量比に換算できるよう数値が書いてあるものもあります。
例えば体積比1:1で混合するレジンでは

「重量比で混合する場合には45:55の比率で混合してください」

のように説明書きに書いてあります。

この場合100gの混合レジン液を作るにははかりで主剤45g、硬化剤55gを計って混合すればよいのです。

今まで使った事の無いレジンを買ったときには、説明書やラベルをしっかり確認しましょう!

 

てゆうか、そんなにきっちり計量しなきゃだめなの?

レジンの扱い方が書いてあるWEBを見ると、

スケールは0.1g単位で測れるものを使用してきっちり正確に測りましょう。
そうしないと硬化不良になる恐れがあります。

というように書いてあることが多いです。

今僕は0.1g単位で測れるものを使っていますが、前は1g単位でしか測れないものを結構長い間使っていました。

その時も「おっとっと、ちょっと入れ過ぎた~」なんて数グラム余計に入れてしまったりしたこともありますが、ほとんど硬化不良になった経験はありません。

実際どのくらいまで許容度があるのかは実験したことはありませんが、0.1g単位まできっちり図る必要は無いんじゃないかと思っています。

ただし、あまりアバウトにやっていると、主剤と硬化剤のどちらかが余る事になりますよ(笑)

レジンの種類によっては、硬化剤の量を調節する事で硬度を調整できるものもあるようなので、機会があれば実験してみたいと思います。

今回は主剤と硬化剤の混合比のお話をしてみました。
これがあなたのレジンライフの手助けになれば幸いです(^^)

また遊びに来てくださいね!

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